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伊豆 白浜 露天付きペンション ウェルカム・イン サニーステップのblog +その親父のブログ
by sunnystep
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盛和塾機関誌感想文を転載します

毎週日曜日には、経営者塾である盛和塾が発行している機関誌を読んでの感想文を転載しています。
今週は本日(火曜日)のアップとなってしまいました。
堅い内容になっておりますが、伊豆 サニーステップの経営奮闘記でもあります。

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第41号

塾長理念:パートナーシップを重視する
塾長講話:日本人の経営は国境を越えられるか

パートナーシップを重視する
「社員どうしは、経営者と従業員という縦の関係ではなく、一つの目的に向かって行動を共にし、自らの夢を実現していく同志の関係、つまりパートナーシップという横の関係が基本となっているのです」
「志を同じくした仲間が心を一つにして会社を運営してきたことにより今日の発展があるのです」
「これはパートナーとしてお互いを理解しあい、信頼しあえる人間同士の結びつきとなったからこそ可能であったのです」

日本人の経営は国境を越えられるか
□はじめに
□撤退した日本の企業
□経営に影響を及ぼす「文化」の違い
□国境を越えた経営を植民地で学ぶ
□日米欧経営スタイルの違い
「例えば、アメリカは民主主義の国家だから、経営も民主的に行われているだろうとお考えかもしれませんが、アメリカの経営は完全なトップダウン型の経営です。極端に言えば、日本では考えられないような社長の独裁に近い経営、それがアメリカの経営です」
「中小企業の社長など、大卒の初任給のわずか十倍、月給二百万円ほどしかもらっていないのに、銀行から個人保証までして金を借りたりしています。失敗をすれば、家屋敷を失い、家族も路頭に迷うかもしれない、それくらいなら二十万円の月給で雇われたほうが安全で気楽ですということになってしまいかねません。日本の経済社会では、上になればなるほど厳しい条件のなかで働いている、これが現状です」
「争い事に白黒の決着をつけず、根回しで物事を進めていくという生き方をしてきた日本人たちが、物事の白黒をハッキリつけていく海外で、果たして経営ができるのでしょうか」
「日本では、『今度あなたを重役にします』ということを言われても、そこにマニュアルがあるわけではありません。辞令が出るくらいが関の山で、就任以降、どんな権限があり、どのような責任が伴うのかが明確ではありません」
「日本では、上司が『これをしなさい、あれをしなさい』と指示を出したとしても、具体的なところまでは言及しません。あくまでも具体的な方法は本人が考え、工夫をすることになっています」
「アメリカやヨーロッパでは<中略>ここを整理しなさいと指示されたのだから、それ以上のことは、誰も何もしません。言われたこと以外のことまでしたのでは、かえって怒られてしまうことさえあるのです」
□日本企業の海外での経営実態
□日本人が持つ精神性
「『話し合い』『信用』『和を以て尊しと為す』と言いましたが、他民族に支配されることなく、平和に暮らしてきたために、他人の善意を信じ、他人を疑うことの少ない人間関係を築いてきたのです。<中略>つまり、契約ではなく『信用』『信頼』『誠実』そして人の『善意』を基調としているのです」
「日本人はモノを作るとき、生真面目に取り組み、極めて精緻に正確に作るという職人的な性質を発揮します」
「単に生活の糧を得るために就労するのではなく、働くことに喜びや生きがいを感ずるという労働観を持っています」
「自己主張することが社会に出る前提条件であり、自己主張ができなければ欧米の社会では生きられないとまで言われています。そのため、欧米から見た場合に、謙譲を美徳とする日本人は、主体性がない、自己主張がない、己がないというふうに見られてしまうのです」
「『謙譲』はこちらが謙ることによって、逆に相手を引き立ててあげようとする、いわば素晴らしい『思いやり』の行為なのです。決して主体性がなく、自分がない、常に引っ込み思案というものではありません。この謙譲というひとつをとっても、欧米と日本とでは大きなギャップがあるわけです」
□「和魂洋才」の経営
「絶対的な権限を前提とした『ピラミッド型』の欧米流の経営をいきなり日本人ができるわけがありません。いくら欧米流のマネジメントスタイルを学ぼうとしても、それが付け焼き刃に終わるならば、いっそのこと、海外においても日本流を貫いていけばどうだろうかと私は思います。中途半端なことをするのではなく、日本人が持つ精神性と素晴らしい倫理観を前面に打ち出して経営をしていくほうが、まだよいのではないかと私は思うのです」
□京セラ北米統括会社での経営
□米電子部品メーカーの買収を成功に導く
□欧米に学ぶべきを学び、日本人が持つ精神性を貫く
「欧米と日本では文化が異なり、そのなかで経営をしていくのは至難の技です。しかし、欧米のやり方を学びつつ、経営の根幹にあるべき考え方に、日本人が持つ精神性、倫理観を置き、それを貫けば日本人の経営は国境を越えることができる、これが私の結論です」
「今日の話は、欧米で経営をするためのノウハウを説いたということではありません。盛和塾で私が話し、皆さんと議論していることは、普遍性があるのだという証明になると思い、お話させていただいたのです」
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塾長講話では、国境を越えて経営に当たる際には、その国の文化に基づいた経営方法は取り入れつつも、精神性や倫理観は日本人が持つものを貫くことを教えられています。なぜなら文化の違いにより様々な障壁はあっても、結局ビジネスをしていくうえでの哲学や、人生を生きていくうえでの基本原則は、どの文化であっても普遍的であり共有することができるはずだからです。また日本人の商道徳は、誠実、正直、真摯、謙虚、感謝、慈愛という普遍的な精神的基盤によって歴史的に形成され、私たちにも受け継がれています。よって日本人の精神性や倫理観は、人間として何が正しいのかという基準に照らされた普遍的な基本原則であるから、万民に共有され、日本人の経営が国境を越えていくことができるのであると説明されています。
また塾長自身の三十年に及ぶアメリカでの経営体験の実証例は、とても説得力のあるものでした。編集後記にありますように、普遍的な施策の結実として稲盛哲学があります。そしてその信念にもとづいて塾長をはじめ京セラの社員が誰にも負けない努力を積み重ねてこられたからこそ、経営体験の実学として確立され、私も学べるのだと実感しました。
実証例のなかでも特に、京セラとアメリカ部品メーカーとが技術提携の契約を交わした後の逸話は印象に残りました。締結済の契約であり、技術導入に当たって京セラはその対価を充分に支払っているのにもかかわらず、メーカーは「この契約内容はよく考えてみるとフェアではない」と理不尽な要請してきます。京セラとしては要求をはねつけても当然なのに、塾長は確かにフェアではないと考えて承諾したというエピソードです。その結果メーカーでは、自分に不利なことを簡単に呑む京セラの社長とは一体何を考えているのかと訝しがりますが、その後素晴らしい人間性を持っていることを理解し、尊敬すべき男であるとしてみんなが心を開いて協力してくれるようになります。つまり塾長はビジネスの観点からは理不尽な要求であっても、自分の倫理観に基づいて改めて判断され、しかもその判断のお陰で長い年月の後には大きな成果を生み出されているのです。心の多重構造としても説明されているように塾長は、単純な損得の本能や優しさといった感情、勘といった感覚や更には先々を見据える理性を超えた魂で判断されたのだろうと私は感じました。正しい倫理観に則った魂に従って判断ができれば、海外でも十分に通用することを教えていただくことで、ましてや同じ日本人同士の経営でも通用するのだと勇気づけられました。今後も正しい倫理観に従った判断が下せるよう、少しでも心を高める努力をしていきたいと思いました。
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by sunnystep | 2009-05-26 06:44 | サニーステップBlog

平日限定プランをご用意致しました!

伊豆 サニーステップでは7月までの期間限定で特別プランをいくつかご用意しております。
その中の目玉が平日1組限定 露天風呂付き客室 和食プラン
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通常18,900円のお部屋を15,600円にてご提供!
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ぜひこの機会にご検討下さいませ!!

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第40号

塾長理念:純粋な心で人生を歩む
塾長講話:「富国有徳」への道と「心の構造」について

純粋な心で人生を歩む
「純粋な心とは言いかえれば。物ごとを行うときの動機が純粋であり、私心がないということと同じです。またそれは、人間として何が正しいのかということとも共通しています」
「純粋で私心のない心、すなわち人間として高い見識や見解を判断基準として物ごとを決め、人生を歩めば、その人の人生に大きな潤いとすばらしい結果をもたらすのです」

「富国有徳」への道と「心の構造」について
□はじめに
□日本が二十一世紀にめざすべき道とは何か
「今こそ、国家間の経済成長競争のなかに身を置き、自国の経済成長を最優先する国家運営の基本的な考え方を、根本から見直すべきときであろうと思っています」
「いまだ貧困と困窮の極みにある世界の多くの人々に思いを馳せるならば、果たして経済成長一本槍の考え方が適切な考え方なのでしょうか」
「限りある地球の資源、エネルギーを有効に使い、発展途上国と先進国の人々がひとつの惑星の中で共生していくことができる社会を築くためには、先進諸国には今まで以上の経済成長をめざさないという自粛を促すか、あるいは制約条件を課すことが必要になってくると思うのです」
「『知性』を駆使して、新しい人類の価値観、あるいは新しいパラダイムを確立すべきなのです。そして新しいパラダイムのベースに置くべきものが『足るを知る』という倫理観、生き方なのだと思うのです」
「産業界や一企業にとどまらず、官界、政界を問わず、すべての分野で構造改革、すなわち、『倒木更新』が間断なく行われ、全体のパイは大きくならないものの、経済・社会のダイナミズムが失われず、むしろ従来にも増して活性化した創造的な活動が行われる、という社会のイメージです」
「豊かな『富』の力を活かして、『徳』をもって報いることができるような国、それはまさに『富国有徳』の国の実現です」
□「心の構造」―人生の目的は、心を磨き、高めること―
「『理性』の中に倫理観を入れておく必要があると思うのです。科学技術や経済、経営など、具体的な事象のためだけに『理性』を使うのではありません。倫理観を持った『理性』を養うことで、人生の目的を知ることができるのです」
「『人のため世のために尽くす』ことが、必要なことだと『理性』で考える。感覚、感情などの『感性』や、『本能』というものが出てこないように、倫理観をもった『理性』でもって努めることが大切なのです。その倫理観のベースにある考えが、『足るを知る』ということなのです」
「私の言う『心を磨く』ということは、このように『理性』でもって自分を抑え込んでいる状態ですから、本当はあまり人間ができていないことを表しているのかもしれません。しかし、日頃から『理性』でもって自分を抑え込んでいれば、それが習い性になっていきます。そうすれば、段々と自分が教育され、心が高まっていくはずです」
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塾長と中学、高校、大学と一緒に学ばれた同郷者によって構成されている盛友会の、前号から2回にわたって掲載された座談会はとても面白い内容でした。鹿児島弁で「オイが」「ワイが」と言いあえる、塾長を軸に気軽に話し合えるグループだからこその逸話がたくさんありました。特に空手の組み手で相手の歯を折るほどの怪我をさせてしまったエピソードは、塾長の血気盛んな様子が想像でき、また「熱意」の片鱗も感じました。成績優秀なのに偉そうにせず、がっしりとした体格でスポーツに興じ、行動力、指導力などから友人たちからは勝手に“親分”と呼ばれていたというエピソードも、塾長は青年時代から経営者に必要なリーダーシップや人間的魅力を備えていたのだなと思いました。塾長自身は挫折ばかりの青年時代であったと述懐されていますが、そのような状況でも明るく楽しく青春を謳歌されていたのだと思います。確かに私も中学、高校時代を思い出すと、勉強や部活や遊びに精一杯になって、どうしたら一日一日を面白おかしく過ごせるか、毎日を楽しもうとしていたように思います。京セラフィロソフィには「人間の無限の可能性を追求する」とありますが、自分の将来には無限の可能性が広がっていると根拠もなく信じて、自然とわくわくしながら未来を思い描いていました。きっと塾長はそうした青年時代の心のままに京セラを創業され、発展させていかれたのではなかろうかと感じます。大人になるにつれ責任や重大事項も増えてきますが、その中にあっても大らかに朗らかに生きてこられたのだろうと思えました。私は今まで盛和塾で学びながら、なんと厳しくきつい教えだなと感じておりましたが、自らを律することも明るく楽しむ姿勢で取り組んでいくことを、本当は学んでいかなければいけなかったのかもしれないと気付きました。そのように考えると、常に真剣に骨身を削って経営にあたっているように見える塾生の皆さんが、それでもきらきらと輝いて見える理由が少し理解できるように思えます。当事業所ではシフト表に毎月スローガンを明記しています。今月は「無限の可能性を信じて楽しく仕事をしていきましょう」と謳っています。職場へのメッセージでもありますが、それ以上に経営者である自分自身への言葉として、信じ切って仕事に邁進していきたいと思います。
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by sunnystep | 2009-05-17 20:23 | サニーステップBlog

GWにご宿泊いただきありがとうござました!

今年のGWも伊豆 サニーステップにはたくさんのお客様にご利用いただけました。
なかなかご挨拶も満足にできなかったとも感じており、この場では御座いますが改めて感謝申し上げます。
ご宿泊いただき誠にありがとうございました!

これから初夏となります。気持ちの良い季節になりました。
ますますいごこちのよい施設を目指してスタッフ一同がんばって参ります。
伊豆にご旅行の際にはぜひご利用くださいませ~

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第39号

塾長理念:高い目標をもつ
塾長講話:善きことを為す

高い目標をもつ
「自ら大きな目標を設定すれば、そこに向かってエネルギーを集中させることができ、それが成功のカギとなるのです」
「明るく大きな夢や目標を描いてこそ、想像もつかないような偉大なことがなし遂げられるのです」

善きことを為す
□企業の栄枯盛衰はなぜ起こるのか
□人生ドラマを形づくる運命と因果応報の法則
「我々の人生を形づくっているものの中には、その人が持って生まれた『運命』というものがあるのだと、我々は認識しなければなりません」
「頭の良さは両親の遺伝かもしれませんが、病気や事故に遭遇しなかったというのは、両親から受け継いだものでもなければ、自分でつくったものでもありません。自分ではどうにもならない運命というものが、まさに生まれながらにしてあるわけです」
「この運命と同時並行的に、人生を構成する大きな要素として、仏教で言う『善根は善果を生み、悪根は悪果を生む』という因果応報の法則が存在しています。善きことを行えばよい結果が生まれ、悪いことを行えば悪い結果がうまれるという法則も、厳然として存在するわけです」
「ところが、運命と因果応報の法則が縒りあって人生ができていくという単純なことを、我々は信じていません。なぜなら、善いことを思ったからといって、すぐに善い結果が出るわけではないからです。何年もかかって出るかもしれないし、出ないかもしれない。すぐに結果が出ないのは、運命的に悪い時期に重なれば、いくら善いことをしても悪い結果が出てしまうからなのです」
「しかし、短いスパンでは結果が出なくても、二十年、三十年という長いスパンで見れば、そうなっているはずです」
「運命というものは存在するけれども、善きことを思えば良き結果が生まれる、悪いことを思えば悪い結果が生まれるという厳然たる因果応報の法則によって、運命は変えられるのではないか。つまり、運命は宿命ではないということができると思います」
「つまり、我々が唯一自由にできる因果応報の法則、その法則を我々はもっと有効に使う必要があるのではないかと思うのです」
□「善きこと」とは
「不平不満を言わず、常に謙虚で欲望を抑え(足ることを知り)、諸行無常の世(波瀾万丈の世)であることを深く理解し、精進(努力)を重ね、人のため世のために役立ちたいと、やさしい思いやりの心ですべてのものに接すること このような『善きこと』を重ねていけば、運命すらも変えることができるのです」
□真のやさしさで他に接する、真の経営者
「商いが本当に成功するためには『まことの商人は先も立ち、我も立つことを思うなり』として、自分だけが儲けようとするような商売は絶対に永続しないということを説いています」
「下請けの人を大事にしてあげなければならない、お客さんをだいじにしていかなければならないという、やさしい思いやりに満ちた『愛』をベースにした上で、厳しく切磋琢磨していきているのが、本当の経営者であり、経済人なのです」
「私の言っている『やさしさ』とは、決して見せかけのやさしさではありません。真のやさしさとは厳しいものなのです」
□宇宙の成り立ちが因果の法則を証明する
「考えてみれば素粒子は素粒子のままでもよかったのではないか。なぜ、素粒子、原子、分子、高分子、そして生物へと次から次へと生成発展し、我々人類まで至ったのか」
「すべてのものが善い方向へ生成発展し、成長していくような意識が宇宙に充満しているからこそ、素粒子が原子に、原子が分子に、分子が高分子になり、今日、素晴らしい人類までもつくっていった。宇宙そのものが、そのようなすべてに『よかれかし』という意識を持っていると理解しなければ、この宇宙の成り立ちは説明できないのです」
「宇宙に『よかれかし』という意識があるとすれば、我々個人が同時に善き意識を持ったときには、宇宙の意識と同調し、善き結果が生まれるはずです」
「そのように考えれば、もし今、会社が倒産するかもしれないとするなら、考えるべきことは、会社がうまくいっていたときに、なぜ傲慢になり、世のため人のための行為に努めなかったのか、なぜ、もっと真面目に働かなかったのか、ということです」
「同時に、我々が今なしている行為や思いが、やがて将来に起きる結果をもつくっているわけです」
□試練への対処によって成功と没落が決まる
「善きことを思い、善きことを行えば、すべて結果がうまくいくのかといえば、先ほども申し上げたように、短絡的には必ずしもそうはなりません。人生には運命というものがあるために、いくら善きことを実行しても、運命の力によって困難に遭遇することもあります。また、決して善きことをしていないにもかかわらず、運命の力によって他人から羨ましがれるような幸運に遭遇する人も現れてきます。このように災難に遭遇することも、ラッキーに遭遇することも、すべて自然界が我々に与えてくれた試練なのです」
□乱れた世相を治す「六つの精進」
□「道を忘れた技術や学問は人間を不幸にする」
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 経営の研究とした弁護士の中坊氏の講演には、自らが経営されている旅館のお話もあり、とても興味深く読みました。父親の遺産となった旅館を譲り受けることを決意された際、経営するにあたって「なぜ」という疑問を持っていくことを大切にされたとありました。そのなかで氏はまず安全性の確保を最優先に考えられ、改善に取り組まれます。次に、「良い旅館とはどのようなものなのか」という答えを求めていろいろな旅館を訪たり、実際に試行錯誤しながら、お客様の心理について考察されます。そして、高い料金設定にするために備品などを上等な物に換えても、それまでの物との差が際だってしまい、結果としてお客様は欠点にばかり目が向いてしまう、ということに気付いたとあります。そこで上を良くするより下を上げることにお金をかけるほうが効果的と考え、自動的に上のレベルを下げるということになっても、下のレベルを上げて欠点を少なくしていくことに重点を置いて営業されます。そのようにして上下のバランスをとっていくと、2、3点良い物を置いておくとそれをお客様は見て下さるようになったとありました。
 当事業所ではお客様のニーズにお応えできるよう付加価値の創出を図っています。けれども、氏の言葉にあるように上のレベルを上げていくには、細部にまで徹底させなければならず、設備投資も嵩みます。そして高級化を図っていた旅館やホテルが倒産の憂き目になっていることを考え併せてみると、いかに余裕のある資金繰りで行っていかなければならないのかと、強く感じています。さらに値決めの重要さも改めて考えていかなければならないと感じています。価格設定も付加価値のひとつに成り得るのだと捉え直すことが私には必要なことなのではないかと思っています。お客様に感動され、利益の得られるギリギリの金額というものを今こそ見直していきたいと考えています。
 また氏は、ホンネと建前の違いをなくすよう、恥ずかしいところをまずいちばん目のつく所に出して、最初は悪く思われても、中に入ったら良いじゃないかと思ってもらった方がはるかにいいという気持ちで、商売されているとありました。確かに旅館業者は、いちばん良いところを前面に出してしまい、実質的な中身よりも、外側だけ良いように見せようとする傾向が強いのだろうと思います。当事業所では館内改装に伴い、現在パンフレットを一新すべく校正を重ねていますが、どうしてもより良く見せようと考えがちでした。もう一度潔い広告になっているか見直していきたいと思います。ただ職場には「このパンフレットを見て来て下さるお客様に、期待以上のサービスを提供できるよう向上心を持っていこう」と話しています。過剰広告は論外ですが、今回の改定を機により良い技術、品質、サービスを追求していく意識付けにもしていきたいと考えています。そして何より大切なことは、塾長講話にあるように「人として正しいこと」を追求していくことなのだと肝に銘じて精進していきたいです。
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by sunnystep | 2009-05-10 21:18 | サニーステップBlog

夏のご予約受付開始致しました!

大変お待たせいたしましたが、伊豆 サニーステップの夏のご予約を開始致しました。
サイトの予約ページもしくは電話でのご予約となります。
伊豆へご旅行の際にはぜひご利用くださいませ!
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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第38号

塾長理念:人間の無限の可能性を追求する
塾長講話[1]:新産業創出―先駆者の提言―
塾長講話[2]:なぜ、経営に哲学が必要か―人間として正しい考え方をもつ

人間の無限の可能性を追求する
「現在の能力をもって『できる、できない』を判断してしまっては、新しいことや困難なことなど、できるはずがありません」
「何かをしようとするとき、まず『人間の能力は無限である』ということを信じ、『何としても成し遂げたい』という強い願望で努力を続けることです」

新産業創出―先駆者の提言―
□はじめに
□フェアチャイルド社から始まった半導体産業
□“一粒のタネ”が人類社会に貢献する
□ファインセラミックスを工業用材料として確立する
□ベンチャー輩出の鍵は社会風土の変革にあり
「『なんだ、中小企業の経営者か』と軽く見られるよりは、一流会社のサラリーマンのほうが格好がいいのです。いや、それよりは役人や学者の方がもっと社会的地位が高いわけです。これが、現在の日本の悲しい現実ではないかと思います」
□経営者としての誇りを持つ
「封建時代から連綿と続く商人蔑視の思想、社会風土を今こそ打ち砕いて、社会に貢献する企業人の姿を正しく評価できるように、社会の視点を変革する必要があります。それは教育の場などで啓蒙を図ることはもちろんのこと、我々企業人も襟を正し、立派なことをやっているのだという気概をもって、範を示すものでなければなりません」
□ベンチャーを成功させることのできる経営者とは
「自分の技術だけを頼りにするのではなく、自分が今から興す事業が、周囲にとって、また国家社会にとって、さらには人類にとって、どれくらいよき結果を招くのかということを考え、そこに焦点を当てた事業目的を確立することによって、成功へ至り、それを持続することができるのだろうと思います」
「また、そういう(詳細な)事業計画が立てられるような緻密な人でなければ、ベンチャービジネスを興す資格はないとも言えると思います」
□教育者的役割を担うベンチャーキャピタル
□徹底したディスクロージャーの必要性
□上場がベンチャービジネスのスタート
「ベンチャービジネスを始めるには、事業を生涯の天職と心得て、一生を通じてコツコツと会社を伸ばしていく、そういう人でなければ資格がないのではないかと思います」
□ベンチャーで得た富を社会に還元する
「企業が富の再生産をして社会、国家を成り立たせているのですが、さらにその経営者が個人の富までも社会に還元し、社会を美しく潤いのあるものにしてくれているということが立証されれば、必ずや企業人に対する社会の見る目が変わってきます」

なぜ経営に哲学が必要か―人間として正しい考え方をもつ
□はじめに
□戦後日本の経済発展と危機的状況
□資本主義を支えてきた倫理観の喪失
「欧米でも日本でも、初期の資本主義は、その担い手である経営者が、経済活動を通じて社会正義を実践し、人類社会の進歩発展に貢献するためのシステム、いわば『社会に善きことをなすシステム』として理解されていたのであります」
「ところが、その資本主義の原動力であるべき倫理観は、経済発展とともに次第に希薄になり、やがて多くの企業経営の目的や個々人の人生の目的が、『自分だけよければよい』という利己的なものに堕していったのであります」
□正しい経営哲学を持ち、全社員が共有する
「『人間として何が正しいのか』という原理原則に基づく判断は、時代や環境の違いを問わず、あらゆる人間の納得を得られたのであります。そのため、私の考え方を、京セラのあらゆる社員が理解し、共有して、企業活動に献身的に従事してくれたのであります」
□「人生と仕事の方程式」について
「『熱意』とは努力と言い換えてもいいのでありますが、これに関しても、やる気や覇気のない無気力な人間から、仕事や人生に対して燃えるような情熱を抱き、懸命に努力する人間まで、やはり個人差があり、〇点から一〇〇点まであります。ただし、この『熱意』は、『能力』と異なり、自分の意志で決めることができるのであります。そのため、私はこの『熱意』を最大限にするように、際限のない努力を続けてまいりました」
□「動機善なりや、私心なかりしか」を自問自答
□中国から学んだ豊かな精神「利他の心」
「経済力に応じ、国際社会においてその責任を果たしていくことは当然でありますが、その行動に独善や不遜があってはならないのであります。人間として正しい考え方に基づいた、国家経営や企業経営を行わなければ、日本は世界の信頼を失い、現在の繁栄を持続することはできなくなるのではないかと危惧いたしております」
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塾長理念にて説明されている京セラフィロソフィの一項目は、「すばらしい人生をおくるため」と題した章の、「新しいことを成し遂げる」とした節に記載されています。当事業所では今年を乗り切っていくために「新商品・新市場を同時に開拓する」を実践していこうとスタッフ一丸になって仕事をしています。今までは日々の仕事の中で改善を重ねていくことに主眼を置いていましたが、さらに一歩踏み込んで「どのような新たなサービスを提供していけばお客様に感動していただけるだろうか」と折にふれ話し合っています。喜ばしいことにアイディアもいくつか出てきており、これから素早く形にしていきたいと考えています。私は話し合いの際に、自分たちの職場には無限の可能性が満ちていると、少しでも信じてもらえるよう心がけています。それでも消極的な考えになりそうな時には、このフィロソフィの根本である、素晴らしい人生を送るために新しいことを成し遂げようと話し合っているのだということを、伝えられるよう努力しています。
ただ、職場に自分たちの可能性を追求する雰囲気が溢れているかどうかは、経営者自身が事業所の無限の可能性を信じ切っているかどうかにかかっているのだと感じています。どんなに盛和塾で覚えた言葉を伝えてみても、自分が血肉化できていなければ職場には響いていかないと実感しています。そして人間の無限の可能性を信じ切り、明るい未来を信じ切っていくには「熱意」がとても重要なことなのだと思っています。正直なところ今の私にとって、常に燃えるように「熱意」を抱き続けることは億劫と感じるときもあります。けれども、職場全体に可能性を追求する姿勢を浸透させていくには、自らの感情をコントロールすることを徹底させて、自らの意識を高く保っていかなければならないのだと思っています。
講話の中で塾長は「『熱意』は、『能力』と異なり、自分の意志で決めることができるのであります。そのため、私はこの『熱意』を最大限にするように、際限のない努力を続けて参りました」と話されています。また経営の原点12カ条にある、「常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で経営する」ことを挫けそうになりながらでも、必死になって取り組んでこられた塾長を想像することで、盛和塾に入塾する前よりは「熱意」も湧いてくるようになってきたと思います。同じく京セラフィロソフィには「能力を未来進行形でとらえる」とありますが、信じ切っていく「熱意」を奮い立たせられるよう思い返すようにしていきたいです。
 塾生の体験談には盛和塾静岡の戸田氏の発表が掲載されおり、大変興味深く拝読しました。塾長は塾生に対して「社員を魅了せんかよ」と話されていますが、そのためには戸田氏のようにうわべで人を判断しない、学歴や肩書きで人間的な価値が決まるのではないと、心から理解できていなければならないのだと思います。心を高めることにおいては自分の心構えがすべてだということを、自らの体験を通して体得していくことが大切なのだと感じました。一朝一夕では培うことのできないことこそが人惹きつけられるのだろう思います。私も一日一日を大切に成長できるよう精進していきたいです。
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by sunnystep | 2009-05-03 23:13 | サニーステップBlog