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本日も日曜日ですので、経営者塾である盛和塾が発行している機関誌を読んでの感想文を転載致します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 第20号 塾長理念:お客様の尊敬を得る 塾長講話:中小零細から中堅企業へ そして大企業に発展するためには何が必要か お客様の尊敬を得る 「いい品物を安く、正確な納期で、そして素晴らしい奉仕の精神でお客様に提供することで、信用は得られます。しかし、もし売る側に高い道徳観や人徳があれば、信用以上のものが得られるのです。お客様から『尊敬』されるようになるのです」 中小零細から中堅企業へ そして大企業に発展するためには何が必要か □単純な仕事を事業のレベルにまで高めた京都企業の経営者魂 「身内ですら継ぐのを嫌がるような仕事を、素晴らしい事業に育てあげるということが実はベンチャービジネスなのです」 □しがない仕事を高収益事業にした才覚 「誰もが儲からない、つまらないと思っている仕事、厳しい京セラが管理をしていてもう一滴のしずくも出ないと思っていた流通部門が、『一生懸命にやったら儲からないはずがない』という一人の男の信念で、年間売上約四十億円という立派な事業になったのです」 「『やりようによってはもっといけるはずだ』と、ポジティブな方向で考え、限りなく可能性を追求する姿勢があるかないかで、実は物事の結果は決まるのです」 □下請けいじめは愛のムチ……それで鍛えられた経営努力 □京都企業に共通する経営者気質 みなもとは「誰にも負けない努力」 □発展の原動力は“危機感”と“飢餓感” 「研究というのは、ただお金をかければいいというものではなくて、何を解決するかというはっきりした目標のもとにやるべきものです」 □中堅で成功安定を得る唯一の方法は「事業の多角化」 「一人の人間が、二つも三つもの事業をみることはたいへんですが、それをやらなければ企業は発展しません」 □ぜひ乗り越えてほしい中小企業から中堅企業への多角化という“坂道” □得意技の延長線か飛び石を打つか □謙虚にして驕らず さらに努力を ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 塾長講話では、事業を成功させた京都の共通した経営者気質として、1冒険心が強いこと、2挑戦的であること、3勝ち気で負けん気の強いこと、4創造的であり独創的であること(常識的なことに満足しないこと)、5正義感にあふれていること、6陽気で積極的なこと、7反骨精神、反権力的精神の旺盛なこと、8そしてなによりも強く共通しているとしてたいへんな努力家であること、9数字に強い人たちであったと分析されていました。まさに「経営の原点12カ条」を実践されている経営者方なのだと思いました。経営者の気質こそ発展するために不可欠なことなのだと改めて学びました。今まで「経営の原点12カ条」は経営を行っていく上での道具である、と塾生の方に教えていただいておりましたが、少し実感として理解できたような気がしています。これからは日々の反省に、「一日挑戦的であったか、創造的であったか、正義感に溢れていたか」等々自らに問いかけていきたいと考えました。 またたいしたマーケットではないかもしれない仕事を多角化していく、たいへん厳しいことを成し遂げていくことが中小零細企業から中堅企業へと発展するための“坂道”であるとして、坂道を上ろうとしない経営者は中小零細企業のまま、上りだしてずっこけると倒産、無事に上りきったら中堅企業への道が開けると例えられています。事業展開にはそのような坂道が必ず何回もあると説かれ、発展していくためには多角化が必要であると教えられていました。当事業所の場合は零細から小企業への発展という第一段階ですので、まだまだ得意技を精一杯磨きあげるレベルであると認識しています。けれども今後の事業を展開していく道筋として捉えておきたいと思います。さらに我欲の抜けない人はそれが妨げになって必ず完敗する、多角化という坂道を上がって勝ち気な人が成功し、売上が数百億円のレベルに達したら、「謙虚にして驕らず」という人生観への変化が企業家として成功するには大切であると説かれていました。未来の課題として忘れずに頭の片隅に留めておきたいと思います。 塾長経営問答には、今までサービスを良くすることが業績を良くすることだと考えていた経営者の方が、入会金を安くという安易な方法で多くの会員を集めた結果を得られ、悩みとなっているという相談に、「安くて会員が増えるのは結構なことで、もっとなさってもいいくらいです。それは経営上の戦略の問題であって、自分を惨めに思う必要はありません。なぜなら<中略>入会して、設備を使用していくらのはずですから、いかにしようしてもらうかというところに、知恵の出しようがあるはずです」と答えられていました。先日行われた盛和塾静岡例会でも、恩田氏が「値決めは経営なり」を説明された際に、原価がどうかではなく感動してもらえるかどうかの価値で値決めをしなさいと話されていました。仕入れの5倍で売ることが暴利を得ることなのかどうかはそれを求めるお客様が決めることであり、例え仕入れの一割を上乗せしただけの値決めであっても、お客様にそれを高いと言われれば商品の値決めは高いのです、と説明されていました。来るべき来年は、きちんと利益を出しながら現在のニーズに合った価格を模索するために、私が抱いている値決めの概念を壊していかなければと強く感じました。
by sunnystep
| 2008-12-28 09:11
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