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河津桜もピークを過ぎてしまいました。
今年はあっという間の開花でした。 河津桜まつりを楽しみに多くのお客さまにご利用いただけました。 ありがとうございました! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 第29号 塾長理念:年長者から学ぶ 塾長講話:『京セラフィロソフィ』の真髄を、初めてひもとく 年長者から学ぶ 「私たちが年を重ねていくにつれ、年長者から教わったことを人生の羅針盤として思いだせるような準備だけはしておくべきです」 『京セラフィロソフィ』の真髄を、初めてひもとく □『京セラフィロソフィ』はどのようにして生まれたか 「給料の遅配は当たり前という会社でしたけれど、その不平不満を外へぶつけてみても意味はないと思い、研究に情熱を注いだのです。そうすると不思議なもので、研究は順調に進むようになり、素晴らしい研究成果を残すことができました」 「二十七歳の時に京セラという会社をつくっていただきましたが、その時に私は、自分の人生も、京セラという会社の未来も、自分が心に抱く考え方・人生観、あるいは哲学といったもので決まるのではないか、と思ったのです」 □従業員を一つにまとめるには経営者自身の「考え方」を磨き続けなければならない 「『私自身が立派な考え方や人生観というものを持っていなければ、決して人を惹きつけることはできないだろう。だから、立派な経営をしていくためには、私自身の考え方・人生観・哲学というものを磨いていかなければいけないのではないか』と思ったわけです」 □「考え方」こそが人生を大きく左右する □『京セラフィロソフィ』の浸透、推進を図る中で生じた反発心にどう対応したか 「私自身にも、確かにそれは行き過ぎではないかなと思う気持ちも少しはありました。しかし、悩みながらも、何とか『京セラフィロソフィ』が浸透するような方向にもっていったわけです」 □目指すところが違えば登る山が違う □京セラは、目標を「世界一」に据えた □会社というものはトップの器以上にはならない □『京セラフィロソフィ手帳』について □京セラの経営理念―「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」 □経営への積極的な関与 従業員の責任感を喚起する □従業員一人ひとりが「有意注意」となることが大切 「音がしてそちらをパッと振り向く、これは『無意注意』と言います。それは、何も意識しないで、音がしたので驚いて反射的に振り向いただけのことです」 □京セラでは、全ての催しに「全員参加」を鉄則とした 「ただの遊びで集まってくれと言っているのではなく、一緒にそういう雰囲気を味わうことが大事なのだ<中略>全員が参加することで、みんなが、『自分は頼られている』と思うことが大事なのです」 □労働者と経営者の考え方のベースが同じになれば労使紛争は起きない 「その話し合いを解決するためには、経営者は労働者の苦労をよく理解し、労働者も経営者の苦労をよく理解することが大切です。お互いに相手の苦しみを理解し合う、つまり考える土俵が同じであれば、話し合いは出来るということに私は気づきました」 □ベクトルが合うまでとことん従業員と話し込む □「約束」を「実体」にしていく過程で、独創性は生まれた 「注文をもらう前から設備を準備する、というのは誰にでも出来る。そんな無駄な設備投資をするから、会社がうまくいかないのだ。京セラは、泥縄式のように注文をもらってから設備を入れる」 「独創性もユニークな技術も、設備が充実しているから<中略>といって、必ずしも生まれるものではありません。自分や部下を窮地に追い込み、生きるか死ぬかというギリギリのところで物事を考える、もしくは作っていくという状態が、独創性を生み出す基となっていくのです」 □毎日の小さな「創意工夫」の積み重ねが、偉大な技術開発へとつながっていく 「つまり、あるものに成功すると、その技術を応用して別の新しい物が出来るというように、連鎖的に技術の応用ができます」 「『独創性』というと、難しいことに思えますが、毎日の『創意工夫』の積み重ねなのです。ちょっとした工夫や改善を連綿と続けていくことが、偉大な開発、偉大な技術へとつながっていくのです」 □自分自身で考え、自分自身の足で歩むこと □「やれもしないことをやる」という習い性が、DDIを誕生させた □公明正大であることが経営者の迫力を生む 「『会社は、インチキなこと、不正なことはしていません。私も、決まった給料で生活しています』と言い切れるところに迫力は生じるし、その公明正大さが経営者自身を強め、経営者としての勇気を湧き立たせるのです」 □経営者の犠牲的精神が社会的な正義を守っている □目標は、京都の「原町一」そして「世界一」へ □高い目標と、一歩一歩の積み重ねから未来は拓かれる 「あくまでも高い目標を立てながらも、生き方は一歩一歩、足元を見ながら堅実に歩くことが肝心なのです」 「あまりにも遠い道のりを歩こうと思うと飽きもするし、自分の力のなさを感じてしまって頓挫してしまいます。高く掲げた目標は潜在意識にしまっておいて、一日一日を着実に歩み続けると、途轍もないところまで歩いていけるものなのです」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 塾長講話には、京セラフィロソフィが生まれた背景が説明されていました。経営に対して悩み、気弱になり、その中で何かにすがろうとした結果、全従業員の心を束ね、その心を頼りにしていくしかないと思われたとあります。また、リーダーとしての自信がなかったため、みんなで経営をしようとしたのが始まりであり、決して立派な動機があったわけではなかったとも述懐されています。当事業所の今月売り上げは、前例のない落ち込みとなりました。私はスタッフに経営者としての非力を申し訳なく思うと伝えたうえで、それでもなんとか給与は確保することを約束しました。まだ「みんなで経営していこう」とまでは言えてはいませんが、塾長が提唱されている今年を乗り切る5カ条(1経費を見直す、2生産効率を上げる、3全員営業、4新製品と新市場の同時開拓、5一枚岩の結束)の1つ目、「経費を見直す」を繰り返し職場に話しています。これから一年間を通じてこの5カ条を職場に伝え、実践することができれば、今年を乗り切れるだけでなく、全員参加で経営するという基盤が当事業所でも出来上がっていくのではないかと考えています。 また講話では、全従業員の心を束ねるために、経営者は立派な考え方をしなければならない、更にその考え方を全従業員と共有することが不可欠であると説明されていました。塾長自身も全従業員と考え方を共有するために大変苦労されたと述べられています。私は考え方を共有するにあたっての行動が4つあると捉えました。1つ目はとことん話し込む、2つ目が全員参加の行事を大切にする、3つ目が同じ土俵で理解し合う、4つ目が公明正大な経営者になる、の4項目です。どれが欠けても共有化を図ることはできないのだと思います。これら4項目を、共有化を図る行動の指針として常に心に留めていきたいです。そしてまずは何より経営者である私が、立派な考え方で経営できるよう今後も盛和塾で学んでいくことが大切であると感じました。学びながら働くことを通じて学びを実践し、少しずつ血肉化出来ていくのだと思いました。 福井顧問は1月に山梨で開かれた講演会にて、京セラフィロソフィの目的は労使関係を築くことであると話されていました。その労使関係とは、塾長が言われるところの、一つの目標に向かって行動を共にし、自らの夢を実現していく同志の関係、つまりパートナーシップという横の関係が基本となっているものだと理解しています。また福井顧問は、フィロソフィは経営者だけでなく、全社員だけでもなく、ともに学んでいくものである、とも説明されていました。共に学んでいかれるようにするには、フィロソフィを具体的な身近な物事に当てはめて理解していくことが必要なのだと思います。これからは、フィロソフィの学びを進めながら、日々のひとつひとつの仕事とどのフィロソフィが結びつくのかと、有意注意を払っていけるようになりたいと感じています。
by sunnystep
| 2009-03-01 21:00
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