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3月を迎えようやく庭いじりができるような暖かさになってきました。
昨日は石垣つくりと肥料をまいてみました。 コツコツときれいな庭にしていきたいと思います。 伊豆 サニーステップでは、全館貸し切りの団体のお客さまにかぎりカラオケ設備をご用意できるようになりました! 詳しくはぜひお問合わせ下さいませ ! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 第30号 塾長理念:積極思考―いつも前向きに考える 塾長講話:『京セラフィロソフィ』の真髄をひもとく 積極思考―いつも前向きに考える 「重要なことは、リーダーの態度は、前向きなものにしろ否定的なものにしろ、すぐ従業員たちの態度に反映してしまうことです。お客様や業者に対しても、また従業員同士でも同じような態度で接してしまうようになるのです」 『京セラフィロソフィ』の真髄を、初めてひもとく □人生の目的とは、心の純化、浄化に努め心を立派にしていくこと 「『心』とは『考え方×熱意×能力』という人生の方程式にある『考え方』と同じだと考えています。『熱意』も心の所産ですから、人生の結果、仕事の結果を表すこの方程式から見ても、いかに『心』というものが大事なのかということが分かると思います」 □心清らかなれば人生の道は平らで安らかなものになる □宇宙の意志と調和する美しい心 「なぜ心が美しく純粋であれば人生はうまくいくのか。それは、そのような美しい心が宇宙の意志と調和するからです」 □愛に満ちた心を抱き日常を生きることで人生や経営は開けていく 「宇宙に流れている意志とは、すべてのものを慈しみ、すべてのものを愛し、すべてのものをよくしてあげたい、という思いであり、自分だけがよくなろうという意志の対極にあるものです。<中略>経営者の心が愛に満ちていれば『宇宙の意志』と同調し、経営は順調なものとなるわけです」 □心を高める努力と反省を繰り返す 「そこで難しいのは、『どうすれば愛に満ちた心を持てるか』ということです。実際には、私自身も含めて、持てやしないのです。持てないけれども、『持とう』と思うことが大事なのです」 「ほとんどの人は心の大切さに気づかず、心を立派にしようなどということに関心を持ちません。しかし、まずは心を高めなければならない、心を美しくしなければならないと思わなければならないのです」 「そうは言っても、我々は煩悩、欲にまみれた人間ですから、なかなかそうはなれない。なれないけれども、『ならなければならない』と思って反省する。この反省があるから、努力しようと心がける。このことが人生にとっては大切なのです」 □愛と誠と調和の心をベースとする 「こうした心は、私たち人間がもともと魂のレベルでもっているもので、『愛』とは他人の喜びを自分の喜びとする心であり、『誠』とは世のため人のためになることを思う心、そして『調和』とは自分だけでなくまわりの人々みんなが常に幸せに生きることを願う心です。この愛と誠と調和を尊ぶ心から出てくる思いが、その人を成功に導いていく基盤となるのです」 □きれいな心で願望を描く 「強い願望であっても、それが私利私欲に端を発したものであるならば一時的には成功をもたらすかもしれませんが、その成功は長続きしません。世の道理に反した動機に基づく願望は、強ければ強いほど社会との摩擦を生み、結果的には大きな失敗につながっていくのです」 □素直な心をもつ 「私が言っている意味は、決して卑屈になって現状に甘んじるということではありません。自らの欲望を抑えるために『足るを知る』ことを心がけるということなのです」 □素直な心は進歩の親 「素直な心とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。<中略>本当に伸びる人は、素直な心をもって人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人です。そうした素直な心でいると、その人の周囲にはやはり同じような心根をもった人たちが集まってきて、ものごとがうまく運んでいくものです」 □常に謙虚であらねばならない 「集団のベクトルを合わせ、良い雰囲気を保ちながらも最も高い能率で職場を運営するためには、常にみんながいるから自分が存在できるという認識のもとに、謙虚な姿勢をもち続けることが大切です」 □感謝の気持ちをもつ 「『感謝をする』ということは、どういうことなのでしょうか。まず、自分自身が他に対して謙らなければ、感謝という心は出てきません。<中略>周りの人のおかげでこんにちの自分はある、という気持ちで謙り、感謝の気持ちを持たなければなりません」 □常に明るく 「自分の人生は素晴らしく明るいと信じて、困難、苦労、苦難にめげず、未来を明るく描いていく。厳しい現実のなかでつい負けそうになる自分を励ましながら、明るく振る舞っていく。そのような姿勢こそが、人生をひらいていくのです」 □物事を明るく善意に受け止める □仲間のために尽くす □仲間のために仕事をする精神がアメーバ経営の真髄 □信頼関係を築く □絆を深めるにはまずお互いを知り合うことから 「信頼関係というのは、約束事や取り決めで築けるものではありません。そんなことではなくて、あの人と私は話をした、あの人とこの前お酒を飲んだ、あの人は私を知っている、私もあの人を知っている、そういう単純なことが信頼関係を築くベースなのです」 □完全主義を貫く 「営業にしろ製造にしろ、最後の一%の努力を怠ったがために、受注を失ったり不良を出したりすることがあります」 「その間の工程で一つでも失敗すれば、すべてがダメになってしまいます。それまでにつぎ込んだ材料代から加工賃、電気代、あらゆるものすべてが無駄になるわけです」 □消しゴムで消して直せばいいというのは許されない 「全ての仕事において、少しでもミスがあれば取り返しのつかないことになる、そう思うくらい日々緊張して仕事をしなければならないのです」 □ベストとパーフェクト 「実際、完全主義と言っても、人間ですから完全なことなどできるわけはありません。しかし、それでも完全主義を貫いていこうという意識を持って努力していくことが大切です」 □真面目に一生懸命仕事に打ち込む □仏陀が説く精進とは真面目に一生懸命努力をすること □真面目に、真剣に。人生の豊かさは仕事(本業)に打ち込むなかで生まれる 「名人、達人とは、仕事ができるだけでなく、その人の心、精神状態が非常に崇高なところにまで高まっている人達なのです。<中略>技能ももちろん優れているが、その人が持つ心の状態がその作品にも反映し、人を感動させ、感銘を与えるような素晴らしいものを作る。それが、名人、達人です。それはまさに、真面目に一生懸命仕事に打ち込んでいなければ作れないものなのです」 □勤勉なる労働を通じてこそ真の人格が形成される 「人格とは多くの知識を詰め込むことではなく、日々の労働を通じて向上させることができると考えています。つまり私達は一生懸命に働くことにより、生活の糧を得ることができるだけではなく、人格を高めることもできると考えているのです」 □地道な努力を積み重ねる □日々の創意工夫が地味な努力の積み重ねを支える 「創意工夫をしながらやっていくと、たとえ地味で単純な作業であっても、昨日よりは今日と少しずつ向上していきますから、仕事の面白味も変わっていきます。結果として、このことは、仕事に飽きないようにするための工夫にとどまらず、やがては大きな飛躍をもたらしてくれるのです」 □創意工夫の精神を持ち続けることが中小零細から大企業へと変えていく 「地味な努力を積み重ねることが大切です。その積み重ねのなかで創意工夫をし、改良改善を続けていくことが、中小零細企業から大企業へと変身を遂げていくただひとつの方法だと言ってもいいと思います」 □自ら燃える 「自ら燃えるためには、自分のしていることを好きになると同時に、明確な目標をもつことが必要です」 「会社のなかで、あっちでも火が燃えている、こっちでも燃えているというように、自分から燃えてくれる人間が何人いるかで、会社の善し悪しは決まってきます」 □自然性を作る 「勝ち気で積極的な性格を持った人に仕事を好きになってもらうことで自燃性の人を作る方法が一つ。もう一つは、さほど勝ち気でも積極的でもない真面目で大人しそうな人の場合は、責任感を持たせて自ら燃えてもらう」 □仕事を好きになる 「自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです。どんな仕事であっても、それに全力を打ち込んでやり遂げれば、大きな達成感と自信が生まれ、また次の目標へ挑戦する意欲が生まれてきます。その繰り返しの中で、さらに仕事が好きになります。そうなればどんな努力も苦にならなくなり、すばらしい成果を上げることができるのです」 「その新しい材料を、私が独力で日本で初めて作り出すことに成功したわけです。周囲の人からもたいへん誉められ、嬉しくなって自信もつきました。そして、私の人生はそこからうまく回転し始めたのです」 □好きになれば苦も厭わず □ものごとの本質を究める 「究めるということは一つのことに精魂込めて打ち込み、その核心となる何かをつかむことです。一つのことを究めた体験は、そのほかのあらゆることに通じます」 □不変の人格は仕事に打ち込むなかで作られる □物事を究めれば万般に通ず □誰も通ったことのない路を歩み続けたこの四十四年間 「大事なことは『自分の一生、このままでは終わりたくない。もっといろんなこともやりたい』と思うならば、仕事を好きになり、今日よりも明日、明日よりは明後日と創意工夫を重ねていかなければならないということです。それを長年続けることが大切なのです」 □渦の中心になれ 「仕事は自分一人ではできません。<中略>周囲にいる人々と一緒に協力しあって行うのが仕事です。その場合には、必ず自分から積極的に仕事を求めて働きかけ、周囲にいる人々が自然に協力してくれるような状態にしていかなければなりません」 「命令でもって人を動かすのではありません。問題意識を提示すれば自然に人がそこに集まり、周りに渦を作っていきます。そのような社風が必要なのです」 □率先垂範する 「どんなに多くの、どんなに美しい言葉を並べたてても、行動が伴わなければ人の心をとらえることはできません」 「率先垂範するには勇気と信念がいりますが、これを常に心がけ実行することによって、自らを高めていくこともできるのです」 □されどリーダーは先頭を切る勇気を持て 「前線で兵を叱咤激励し、みんなと一緒に苦労をしては、後方に取って返して全体を見渡すようにする、という具合に、臨機応変に行ったり来たりすることが必要になります。しかしそれでも一番大切なのは、やはり、社員の先頭を切って自分も仕事をし、苦労するという勇気です」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 京セラフィロソフィについての塾長講話で特に心に残っているのは、コツコツと地味な仕事を真面目に真剣に一生懸命打ち込む、というものです。2月は今までにない売上減を経験しました。それを挽回すべくどのよう営業やサービスを展開していくか考えておりました。けれども易々と打開策を見出せるはずもなく焦ってしまっていました。そのような状況で、日々の努力の積み重ねしか成功への道はない、との教えはまさに自分への警鐘であるように感じられました。経営者である以上、家族やスタッフの生活のために事業を大きくしなければと思うことは必要ですが、自分の描く目標と現実との間に大きな隔たりを感じて思い悩むことをしていけないと実感しました。来る日も来る日も地道なことをしていたのでは事業を大きく出来るわけがないと思ってはいけないのだと、今更ながら深く理解しました。来る日も来る日も地味な一歩一歩を積み重ねていくことでしか事業は大きくならないのだと、もっと素直に思えるようになっていきたいと感じました。 人生の意義についての塾長講話では、継続は平凡な人間を非凡に変えると説明されています。そしてひとつのことを継続するための「五つの工夫」について教えられていました。1自分の仕事を好きになる、2仕事に打ち込む、精進する、3喜びや楽しみを見出す、4今日よりは明日、明日よりは明後日と創意工夫をする、5今日一日を一生懸命に生きる(瞬間瞬間を完全燃焼させる)の五つです。スタッフに早速話したところ、「仕事が嫌いとか苦手とか考える前に、先ず集中しろと自分に言い聞かせて仕事をしています」と話してくれました。経営者として学んでいる私より余程盛和塾的な発言に驚かされ、嬉しく思いました。実際スタッフは皆、掃除にしても食事の仕込みや配膳にしても、ひとつひとつ一生懸命頑張ってくれています。そしてお客様からのアンケートや日々の気づきから改善すべき点を洗い出し、創意工夫してくれています。その評価もアンケートや接客を通して得られるようになり、そこに喜びや楽しみ、も見出してくれています。本当によくやってくれているスタッフに感謝するとともに、経営者として率先垂範することで、素晴らしい人生を歩んで行かれるよう精進していきたいです。
by sunnystep
| 2009-03-08 07:17
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