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伊豆 サニーステップの個室露天風呂から見える山桜も満開を迎えています。
是非この時期限定の“花見露天”をおたのしみください。 また間もなく夏の予約も開始致します。 リピーターのお客様を優先するため、お部屋のご提供は順次となりますが、どうぞ空室状況もご確認くださいませ~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 第33号 塾長理念:情熱が時代を開く 塾長講話:『京セラフィロソフィ』の真髄をひもとく 情熱が時代を開く 「勝算を問われた時、答えに窮するかもしれませんが、それはどうでも良いことです。創造の世界を司るのは、統計数字ではなく、それを創り出す人間の情熱と意志なのです」 『京セラフィロソフィ』の真髄をひもとく □お客様が喜ぶ値段の一番高い点を瞬時に射止める □夜鳴きうどんの値決めは経営者の才覚次第 □利益を販売促進費に―コカコーラの例 「高い値段で売るわけですから、利潤は大きくなります。その利潤の大半を販売促進費に回し、宣伝広告などにも膨大な資金が使えるようにする。逆に薄利で売られたラムネやサイダーは、コカコーラに匹敵するような宣伝広告もできず、販売インセンティブも捻出出来ない。そのため結局、市場から蹴散らされてしまったわけです」 □健康を売るという大義名分―ヤクルトの例 □まず売値ありき 「これだけ競争の激しい昨今では、原価がいくらでいくらの利益が欲しいからと、単に『原価+利益』という積み上げ式で売値を算出するというやり方は通用しません。売値は先に決まっていて、後はそれで利益がとれるように原価をあわせていくということをやっていかなければならないのです」 □商品の価値で売る 「独創的な新商品の場合は、『お客がいくら払ってくれるか』という、その価値で売るのであり、原価にこだわる必要はない」 □いくらの粗利が要るのかを考える □製造業こそ高収益を 「銀行の金利は、通常なら六パーセントから八パーセントつく。人に貸したら、後は何もしなくても六パーセント、七パーセントもの金利を稼げるわけだ。メーカーの我々が少し間違えば大損をするかもしれないリスクを背負っていながら、五パーセント程度しか利益を出せないようでは割が合わない」 □コストダウンは考え方をガラリと変える 「現代は、市場が決めた売値で採算が合うように、技術屋が設計を工夫していかなければならない時代なのです」 □閉店セールでも利益を確保する □値決めは経営トップの仕事 「値決めが経営の本質であるなら、そのプロセスとして、仕入れにも責任を持ちます、製造のコストダウンにも責任を持ちます、というところまで言わなければならないのです」 □いかに安く作るかを考えるのが技術屋の仕事 □講演聴講者から贈られた即興詩 □経営の基本は売上を大きく、経費を小さく □「アメーバ経営」を確立する 「売上から原材料などの諸経費を引いた残りが、いわゆる付加価値です。その付加価値を、残業代なども含めた社員の全労働時間で割ると、一時間当りいくらの付加価値を作り上げたのかが分かります。京セラではこれを『時間当り』と呼び、その数字を指標として経営を行うのが、アメーバ経営のシステムです」 □常識にとらわれず高収益を目指す 「たしかに同じ業種であれば同じような原材料を使うはずだから製造原価は似てきます。<中略>ところが、広告宣伝費や営業費、それに接待交際費等といった販売管理費については、使い方によっては二、三パーセントの差は簡単についてしまいます。そこで私は、その販売管理費をいかに抑えるかということが、売上利益率を上げるカギになるはずだと考えました」 「また、管理費を抑える工夫もしました。<中略>そのようにして社員みんなで手分けをして(掃除を)やれば管理費も少なくてすむわけです」 □「売上を極大に」するには営業努力あるのみ □「経費を極小に」するには経費項目の細分化が必要 □毎日最新の数字を見ながら経営を行う □月次決算は、締め日から十日以内に作る □採算は経営者の意志でつくられる 「決して自分勝手にでたらめな数字を並べるという意味ではなく、売上を増やすことも、経費を抑えることも、経営者の意志で可能になるのです」 □利益を出すための経営のやり方を考える □「セラミック石ころ論」を展開 「実際には『石ころ』みたいなもので、将来売れるかどうかも分からないものなのに、税金を納めなければならない、また、そういうものを資産としてあげておくのは、どう考えても不健全ではないかと思い始め、そのうちに思い切っていらないものは捨ててしまおうと決めました」 □不良債権を消して健全資産の原則を貫く 「たとえば利益が三パーセントしか出ていなくても、健全資産だけの三パーセントと不良債権を抱えた三パーセントでは雲泥の差があり、その差は不況のときに大きな違いとなって出てくるのです」 □実際のお金の流れを正確に把握する □「当座買い」には大きなメリットがある □能力は伸びていくことを前提に人生を設計する 「今の能力だけで自分を評価するのは、あまりにも惨めではないでしょうか。ですから、自分自身を、現在の能力でもって評価するのは止めましょう。能力というのは未来に向かって開花していくということを信じ、努力していきましょう」 □まずは能力の進歩を信じる □「嘘を方便にする」 「当時の幹部たちに対して私は、嘘が嘘のまま終わるか、真になるかは三ヶ月後に答えが出る。それまでは必死に試作に取り組むよう説き伏せました」 □能力を未来進行形でとらえるからこそ、進歩・発展はある □目標を共有し全従業員の力を結集させる 「目標を全員に周知徹底し、共有化を図ることによって一人一人の参画意識が高められ、これが一丸となって目標達成に向かうエネルギーとなるのです」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 塾長講話では、京セラフィロソフィの「京セラでは一人一人が経営者」と題した章にある6項目を解説されていました。経営者である自分自身が理解し実践していかなければと強く感じましたが、これらを社員に求めていかれたという京セラの経営姿勢に本当に驚きました。本来であれば塾長のように、経営者が実践できているものを社員にも伝えていくことが説得力もあり、浸透しやすいのだろうと考えられます。けれども私の場合には、私は未熟な経営者ですとスタッフに伝えたうえで、私が学んで実践していこうとしていることであっても、同時に少しずつ伝えて、スタッフにも学んで理解していってもらえるようにしていかなければならないのだと考えています。そのためには、謙虚にして驕らない態度で伝えていかなければならないと肝に銘じています。 「値決めは経営である」「日々採算をつくる」といった項目は、すぐにでも経営を見つめ直す視点として取り入れられるように感じました。ただ、いざ私の事業に当てはめて考えてみると、やはりなかなか良案は出てこないものです。それでも日々創意工夫をこらしながら粘り強く考え、実践していく努力を続けていくことが大切なのだと教わったように理解しています。 先日の山梨での福井顧問による京セラフィロソフィ紐解き講座では、すべての項目は全社員の扶養を守り抜くために塾長がもがき苦しみながら創りあげたものであると話されていました。業績を伸ばすためではなく、一緒に働いてくれているスタッフのために学びを実践するのだということを改めて強く感じました。そして業績を伸ばすために「三方良し」の経営を実現できるよう精進していきたいです。
by sunnystep
| 2009-03-29 23:31
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