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大変お待たせいたしましたが、伊豆 サニーステップの夏のご予約を開始致しました。
サイトの予約ページもしくは電話でのご予約となります。 伊豆へご旅行の際にはぜひご利用くださいませ! 皆様のお越しを心よりお待ちしております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 第38号 塾長理念:人間の無限の可能性を追求する 塾長講話[1]:新産業創出―先駆者の提言― 塾長講話[2]:なぜ、経営に哲学が必要か―人間として正しい考え方をもつ 人間の無限の可能性を追求する 「現在の能力をもって『できる、できない』を判断してしまっては、新しいことや困難なことなど、できるはずがありません」 「何かをしようとするとき、まず『人間の能力は無限である』ということを信じ、『何としても成し遂げたい』という強い願望で努力を続けることです」 新産業創出―先駆者の提言― □はじめに □フェアチャイルド社から始まった半導体産業 □“一粒のタネ”が人類社会に貢献する □ファインセラミックスを工業用材料として確立する □ベンチャー輩出の鍵は社会風土の変革にあり 「『なんだ、中小企業の経営者か』と軽く見られるよりは、一流会社のサラリーマンのほうが格好がいいのです。いや、それよりは役人や学者の方がもっと社会的地位が高いわけです。これが、現在の日本の悲しい現実ではないかと思います」 □経営者としての誇りを持つ 「封建時代から連綿と続く商人蔑視の思想、社会風土を今こそ打ち砕いて、社会に貢献する企業人の姿を正しく評価できるように、社会の視点を変革する必要があります。それは教育の場などで啓蒙を図ることはもちろんのこと、我々企業人も襟を正し、立派なことをやっているのだという気概をもって、範を示すものでなければなりません」 □ベンチャーを成功させることのできる経営者とは 「自分の技術だけを頼りにするのではなく、自分が今から興す事業が、周囲にとって、また国家社会にとって、さらには人類にとって、どれくらいよき結果を招くのかということを考え、そこに焦点を当てた事業目的を確立することによって、成功へ至り、それを持続することができるのだろうと思います」 「また、そういう(詳細な)事業計画が立てられるような緻密な人でなければ、ベンチャービジネスを興す資格はないとも言えると思います」 □教育者的役割を担うベンチャーキャピタル □徹底したディスクロージャーの必要性 □上場がベンチャービジネスのスタート 「ベンチャービジネスを始めるには、事業を生涯の天職と心得て、一生を通じてコツコツと会社を伸ばしていく、そういう人でなければ資格がないのではないかと思います」 □ベンチャーで得た富を社会に還元する 「企業が富の再生産をして社会、国家を成り立たせているのですが、さらにその経営者が個人の富までも社会に還元し、社会を美しく潤いのあるものにしてくれているということが立証されれば、必ずや企業人に対する社会の見る目が変わってきます」 なぜ経営に哲学が必要か―人間として正しい考え方をもつ □はじめに □戦後日本の経済発展と危機的状況 □資本主義を支えてきた倫理観の喪失 「欧米でも日本でも、初期の資本主義は、その担い手である経営者が、経済活動を通じて社会正義を実践し、人類社会の進歩発展に貢献するためのシステム、いわば『社会に善きことをなすシステム』として理解されていたのであります」 「ところが、その資本主義の原動力であるべき倫理観は、経済発展とともに次第に希薄になり、やがて多くの企業経営の目的や個々人の人生の目的が、『自分だけよければよい』という利己的なものに堕していったのであります」 □正しい経営哲学を持ち、全社員が共有する 「『人間として何が正しいのか』という原理原則に基づく判断は、時代や環境の違いを問わず、あらゆる人間の納得を得られたのであります。そのため、私の考え方を、京セラのあらゆる社員が理解し、共有して、企業活動に献身的に従事してくれたのであります」 □「人生と仕事の方程式」について 「『熱意』とは努力と言い換えてもいいのでありますが、これに関しても、やる気や覇気のない無気力な人間から、仕事や人生に対して燃えるような情熱を抱き、懸命に努力する人間まで、やはり個人差があり、〇点から一〇〇点まであります。ただし、この『熱意』は、『能力』と異なり、自分の意志で決めることができるのであります。そのため、私はこの『熱意』を最大限にするように、際限のない努力を続けてまいりました」 □「動機善なりや、私心なかりしか」を自問自答 □中国から学んだ豊かな精神「利他の心」 「経済力に応じ、国際社会においてその責任を果たしていくことは当然でありますが、その行動に独善や不遜があってはならないのであります。人間として正しい考え方に基づいた、国家経営や企業経営を行わなければ、日本は世界の信頼を失い、現在の繁栄を持続することはできなくなるのではないかと危惧いたしております」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 塾長理念にて説明されている京セラフィロソフィの一項目は、「すばらしい人生をおくるため」と題した章の、「新しいことを成し遂げる」とした節に記載されています。当事業所では今年を乗り切っていくために「新商品・新市場を同時に開拓する」を実践していこうとスタッフ一丸になって仕事をしています。今までは日々の仕事の中で改善を重ねていくことに主眼を置いていましたが、さらに一歩踏み込んで「どのような新たなサービスを提供していけばお客様に感動していただけるだろうか」と折にふれ話し合っています。喜ばしいことにアイディアもいくつか出てきており、これから素早く形にしていきたいと考えています。私は話し合いの際に、自分たちの職場には無限の可能性が満ちていると、少しでも信じてもらえるよう心がけています。それでも消極的な考えになりそうな時には、このフィロソフィの根本である、素晴らしい人生を送るために新しいことを成し遂げようと話し合っているのだということを、伝えられるよう努力しています。 ただ、職場に自分たちの可能性を追求する雰囲気が溢れているかどうかは、経営者自身が事業所の無限の可能性を信じ切っているかどうかにかかっているのだと感じています。どんなに盛和塾で覚えた言葉を伝えてみても、自分が血肉化できていなければ職場には響いていかないと実感しています。そして人間の無限の可能性を信じ切り、明るい未来を信じ切っていくには「熱意」がとても重要なことなのだと思っています。正直なところ今の私にとって、常に燃えるように「熱意」を抱き続けることは億劫と感じるときもあります。けれども、職場全体に可能性を追求する姿勢を浸透させていくには、自らの感情をコントロールすることを徹底させて、自らの意識を高く保っていかなければならないのだと思っています。 講話の中で塾長は「『熱意』は、『能力』と異なり、自分の意志で決めることができるのであります。そのため、私はこの『熱意』を最大限にするように、際限のない努力を続けて参りました」と話されています。また経営の原点12カ条にある、「常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で経営する」ことを挫けそうになりながらでも、必死になって取り組んでこられた塾長を想像することで、盛和塾に入塾する前よりは「熱意」も湧いてくるようになってきたと思います。同じく京セラフィロソフィには「能力を未来進行形でとらえる」とありますが、信じ切っていく「熱意」を奮い立たせられるよう思い返すようにしていきたいです。 塾生の体験談には盛和塾静岡の戸田氏の発表が掲載されおり、大変興味深く拝読しました。塾長は塾生に対して「社員を魅了せんかよ」と話されていますが、そのためには戸田氏のようにうわべで人を判断しない、学歴や肩書きで人間的な価値が決まるのではないと、心から理解できていなければならないのだと思います。心を高めることにおいては自分の心構えがすべてだということを、自らの体験を通して体得していくことが大切なのだと感じました。一朝一夕では培うことのできないことこそが人惹きつけられるのだろう思います。私も一日一日を大切に成長できるよう精進していきたいです。
by sunnystep
| 2009-05-03 23:13
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